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Composer
『Ignis』は、ラテン語で「炎」を意味するタイトルを冠した作品です。 調性を持たず、リズムと音の衝突を通して、炎の混沌やその存在そのものを描いています。 火という現象には、酸素・燃料・空間といった複数の要素が必要であり、 その複雑で不安定な関係性を音によって再現した作品です。
火はなぜ生まれ、なぜ必要とされるのか。 私たちが“当たり前”に扱っているこの存在に、もう一度向き合いたいと感じました。
この作品は、私が日頃から行っている 「音による存在の探究」と「自然音の再構築」というスタイルの延長に位置づけられるもので
す。
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